当ブログ「4コマでわかる!ITのこと」は
http://jun0424.com/ に引越しをいたしました。

過去記事におきましてはすべて移行しておりますので、
今までの記事は向こうでもお読みいただけます。

ブックマークやRSS登録をしていてくださった方には
大変お手数をおかけいたしますが、再登録をよろしくお願いいたします。

今後とも「4コマでわかる!ITのこと」をよろしくお願いします!

2011年05月14日

いつでもどこでも同じファイルを扱える!Dropboxとは

065
Dropbox
とは簡単にいうと、ネット上に自分のデータをおいておけるサービスです。
http://www.dropbox.com/
キャプチャ

これを利用すると、USBメモリなどの媒体を介することなく
自宅でも会社でも嫁の実家でもスマートフォンでも、同じファイルを参照することができます!

まずDropboxに登録すると、自分のパソコンのマイドキュメント内に
「My Dropbox」というフォルダが生まれます。
キャプチャ2

このフォルダの中にひとつExcelファイルを置いてみましょう。
個人用の住所録データを置いてみました。
キャプチャ3

ではホントにできたかどうか、スマートフォンから確認してみましょう。
キャプチャ4

中を見てみると…おっ、さっき置いた住所録データがありますね!
キャプチャ5

開いてみると、ちゃんと中身も確認できました。
キャプチャ6
スマートフォンでExcelを編集するとなると別のアプリが必要にはなりますが、
見るだけの資料ならこれで十分ですよね。
もちろん他のパソコンでも同じファイルを見に行けます。

「人のパソコンなのでインストールするのはちょっと…」という場合はインストールしなくても、
Dropboxのサイト上からもファイルを見たりダウンロードできたりします。

こんなふうに、普通に保存するのと同じ感覚で保存したファイルが
自動的に他のパソコンでも見れるようになっているというのは、
使ってみると分かりますがまるで魔法のようですよ。

普通のオンラインストレージとちょっと違うのは、ファイルはネット上だけにあるのではなく
全く同じファイルが自分のパソコンの中にもある、ということ。

それはつまりネットに接続していない時間でもそのファイルを扱えるということですし、
万が一Dropbox社が無くなってもファイルは自分のパソコン内に残っている
ということになります。
バックアップの意味にもなりますよね。

また、データの保存場所をMy Dropboxフォルダ内と決めておけば
どのパソコンで作業しようとそのフォルダの中のファイルが「最新の正本」になるわけですから、
前回のエントリーでお話した「ポケット一つ原則」に則ることができます。

もうひとつDropboxには、間違って削除や上書き保存してしまっても
前のファイルを呼び戻すことができる、という素晴らしい機能があります。

ある時、7時間くらいかけて作成したファイルが壊れてしまって、
「うわーもうやる気しねぇ…」と腐ったことがありました。

が、このファイル、たまたまDropboxに保存していました。
もちろん同期されてるのでDropbox上のファイルも壊れてしまってるんですけど、
なんとDropboxは今まで保存するたびにその変更履歴をちゃんと残しておいてくれたのです!

一つ前の世代のファイルはまだ壊れてなかったので、
そこから復元して見事ファイルを復活させることができました。
このときはホントにDropboxさまさまでしたねぇ。

このDropbox、2GBまでであれば無料です。
ですが、こちらから登録していただくと僕もあなたも256MBの容量ボーナスがもらえますので、
ぜひこちらから登録よろしくお願いします!(笑)
dropbox

 

読んでいただいてありがとうございました!
このエントリーを気に入っていただけたら、ツイートかはてなブックマークしていただけると喜びます! このエントリーをはてなブックマークに追加
posted by jun at 13:25| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月12日

資料の紛失を防ぐ!ポケット一つ原則

064

仕事の資料でもパソコンのデータでもそうですが、
情報を整理する上で僕が心がけていることがあります。

それは、「ポケット一つ原則」と呼ばれるもの。

「ポケット一つ原則」というのは『「超」整理法』という本の中で
著者の野口 悠紀雄さんが提唱しているもので、
情報を保管させる場所は分散させずに、一カ所にまとめなさい!というものです。

実にシンプルな原則ながら、それを読んだとき目から鱗が落ちるような感覚を覚えたものです。

この原則がもたらしてくれるのは、「とにかく資料は間違いなくその場所にある!」
という証明をしてくれること
です。

例えば仕事で使う紙の資料。
それを保管する場所が自分のデスクの引き出しだったり
共有のキャビネットだったりと分散していると、いざその資料が必要になったときに
それがどちらに保管してあるのか?と迷いが生じる可能性があります。

しかしその保管場所が一カ所であれば、欲しい資料は間違いなくここにある!
と確信を持つことができるのです。

メモなども同様です。
そのときによってノートに書いたり手元のメモ帳に書いたりと
メモした場所が分散していると、「あれっ、あのメモはどこに書いたんだっけ?」
という事態に陥る可能性が高くなります。

そして、パソコンのデータの保存場所についてはこの原則に則らないと、
かなり危険な事態を招く可能性があります。

例えば作成中のファイルをUSBメモリの中に保存しておいて、
バックアップの意味でそのファイルをパソコン本体にコピーしておいたとします。

その後ファイル作成の続きを、USBメモリの中のファイルを用いたが
そのときはパソコン本体のほうにはコピーしなかった。

で、少し時間が経ったとき、うっかりファイル作成の続きを
パソコン本体の中のファイルのほうでおこなってしまう。

こうなるともうUSBメモリの中のファイルとパソコン本体のファイルの
どちらが正本なのか分からなくなってしまい、おこなったはずの
重要な修正がいつの間にか消えている、というような事故が起きてしまいます。

このような事態を防ぐためにも、パソコンのファイルにおいても
「ポケット一つ原則」に則り正本の保存場所というのは一カ所に定めておくべきです。

複数のメールアドレスをGmailに集約するのも
「Gmail上に必ずあのメールはある!」と確信を持つためですし、
GTDにおいてタスクをまずinboxに集めるのも
「自分がやるべきことは全てここに書いてある!」と迷いをなくすためであり、
この原則に則ったものといえます。

今後ご紹介するWebサービスにおいてもこの原則の考えに基づいて使うべき、
というものがかなり多くなってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね!




読んでいただいてありがとうございました!
このエントリーを気に入っていただけたら、ツイートかはてなブックマークしていただけると喜びます! このエントリーをはてなブックマークに追加
posted by jun at 05:53| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

スマートフォンではフリック入力をマスターする

063
キーボタンの付いている携帯電話に比べ、タッチパネルのスマートフォンは
文字入力がやりにくいとよく言われます。

おかげで普通の携帯に比べて文字入力が極端に
遅くなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

文字入力がしにくいとメールも検索も面倒になってしまう、
というふうにストレスを感じながらではせっかくのスマートフォンも楽しく使えません。

さて、そんなあなたはフリック入力を使ってますでしょうか?

フリック入力というのはスマートフォンのようなソフトキーボード
(画面に表示されるキーボードのこと)ならではの入力方法で、
タップした場所から指を上下左右にスライドさせることで
目的の文字を入力する方法です。

写真

例えば「い」という文字を出したかったら「あ」のところから
指を左にスライドさせることで出てくるわけですね。

マスターすれば携帯電話のキーボタン式、
さらにはパソコンのキーボードに匹敵する速度で打てるという人もいます。

携帯電話ですと、例えば「けいたい」という文字を入力するのに「か」のボタンを4回、
「あ」を2回、「た」を1回、「あ」を2回の計9回ボタンを押す必要があります。

パソコンのキーボードでも、「KEITAI」ですから6回キーを押しますね。

それがフリック入力だと4タッチで済むので、
単純に考えると携帯の半分以下の手間で済むことになるんですね!

難しいのは、いったいどちらの方向にスライドすれば
目的の文字が出るのかなかなか覚えられないところですよね。

これは完全に慣れの問題ではありますが、以下のサイトに覚えやすい方法が書いてありました。

エイ子式フリック入力のボタン配置の覚え方

あ行の文字はそのままタップ、
い行はカタカナ「イ」の左払いを意識、
う行はカタカナ「ウ」のてっぺんを意識、
え行はカタカナ「エ」の右止めを意識、
お行はカタカナ「オ」の下ハネを意識。
これはなかなか有効だと思います。

また、フリック入力練習用のアプリというのもあります。
僕はiPhoneのFlick Fan!というアプリを使って一日一回測定してますが、
一分間に約120文字くらいの成績で「チーターレベル」だそうです。
ゲーム感覚で練習できますよ。
ホントに早い人は、1分間に300文字レベルだそうで…。

早く打つコツは、生真面目にスライドさせてから指を離すのではなく、
スライドさせたい方向に「サッ」と指を動かしながら離してしまうことですかね。

僕もだいぶ慣れてきたので、最近はiPhoneでブログの下書きもやっちゃいます
(このエントリーの下書きもiPhoneで打ちました)。

ぜひマスターして、スマートフォンでもストレスのない文字入力をしましょう!

読んでいただいてありがとうございました!
このエントリーを気に入っていただけたら、ツイートかはてなブックマークしていただけると喜びます!
このエントリーをはてなブックマークに追加
posted by jun at 15:23| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

スマートフォンを使う理由

062

ITを利用する上で欠かせない存在になってくるのが、スマートフォンです。

スマートフォンとはパソコンに近い作りと機能を持った携帯電話のことです。
無線LANの機能を備えてたり、自分の好きなアプリをインストールして使用するという
カスタマイズ性の高さも特徴といえます。

代表的なスマートフォンとして、アップル社のiPhone、
Google社のAndroid OSを搭載したXperiaやGALAXYなどが存在します。

そんなスマートフォンに対し、おサイフケータイやワンセグなど日本独自の機能を持った
日本製の携帯電話はガラパゴスケータイ、略してガラケーなどと呼ばれます。

他の島との接触をしなかったために独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生物になぞらえた、
ちょっと自嘲を込めた言葉ですね。

日本独自の技術はそれはそれですばらしいものですが、
ここでは便宜上あえてガラケーと書かせていただきますね。

さて、最近世の中的にスマートフォンが流行っている、という雰囲気には何となく
お気づきになりながらもスマートフォンの何が良いのかイマイチ分からないという方も多いでしょう。

ちなみに僕は2010年の1月に初めてiPhone 3GSというスマートフォンを持ち始めましたので、
スマートフォン歴1年4ヵ月ほどなわけですが、もうガラケーに戻る気はしないです。

スマートフォンを持つことでまず変わったのは、手帳を持たなくなりました。
以前は手帳で管理していたスケジュール、メモ、ToDoなどが
スマートフォンで管理できるようになったからです。

ガラケーでもできないことはありませんが、広く見やすい画面で、そしてパソコンと
自動的に同期するクラウド的な使い方をしようと思うとどうしてもガラケーでは厳しくなってきます。

また、先にご紹介したGmailやGoogleカレンダー、そのほかのウェブサービスを
ストレスなく活用しようと思ったらスマートフォンは必須となってきます。

そのほか音楽を聴く、動画を観る、ゲームで遊ぶなどエンターテイメント性においても
スマートフォンの性能と大きな画面は適しています。

前回のエントリーに出てきたライフログを取るためのアプリも、
スマートフォンには充実しています。

最近はおサイフケータイなどガラパゴスの機能を備えたスマートフォンも出てきていますので、
まだお持ちでない方はぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか!

読んでいただいてありがとうございました!このエントリーを気に入っていただけたら、ツイートかはてなブックマークしていただけると喜びます!
このエントリーをはてなブックマークに追加
posted by jun at 06:46| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

人生をすべて記録する、ライフログとは?

061

みなさんはライフログという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ライフとは人生、生活。そしてログとは記録という意味。
つまり、人生の記録ということになります。

たとえば毎日食べたものとか、行った場所とか、何を買ったとか、そのとき思ったこととか。
そういった日常の出来事や感情をひととおり記録として残してゆき、後で参照できるようにすること。

デジタルデータを保存しておける容量も大きくなったし、
いつでもどこでもパソコンや携帯電話などが使えるようになった今はそれが可能になりました。

食事に行ったら料理やデザートを写真に撮ったり、
どこかに出かけたらTwitterやmixiボイスでつぶやいたり。

こういうことをすでにやっているという方もいると思いますが、これもライフログの一部といえます。

では、こういったライフログをとってゆくことにどんな意味があるのでしょう?

ライフログは細かく詳しく残すほど、リアルなデータとなります。
多分そう遠くない未来だと思いますが、もしすべての人がライフログを残す時代が来たとします。
すると100年後200年後の人達にとってそのライフログデータは、
祖先の生活の詳細を知ることができる重要なデータとなるはずです。

また食生活や行動がすべてログとして残っているのであれば
疾病の発症の原因を特定できるなど、医学的にも役立ちそうです。

そして何より曖昧な記憶に頼らず確かな記録として残しておくことで、
自己管理のためのこれ以上ないデータになります。

一年前はこんな仕事をしてあんな失敗をしたなぁとか、
5年前はこんなことを考えていたっけなぁとか。
ふとしたときにログを見直して過去を振り返るとともに
新しい何かに気付き、それを未来につなげる。

自分の行動や思考であっても数ヶ月も経てばすっかり忘れてしまっていることも多いので、
それを何気なく読み直すだけでも何となく楽しいものです。

つまりライフログとは、自分や誰かにとっての大きな資産となる可能性を持っているわけですね。
僕も様々な方法でライフログをとるように心がけています。

今後、ライフログをとるためのツールや取り方についても書いていきたいと思いますので、
どうぞお楽しみに!



読んでいただいてありがとうございました!
このエントリーを気に入っていただけたら、ツイートかはてなブックマークしていただけると喜びます!
このエントリーをはてなブックマークに追加

posted by jun at 05:50| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする